空腹時血糖値の正常値

空腹時血糖値には、正常値と正常高値という2つの正常値が存在しています。

空腹時血糖値の正常値は100mg/dL未満、空腹時血糖値の正常高値は100mg/dl~109mg/dLの方と決められております。

空腹時血糖値が正常値(100mg/dL未満)を超える方は、糖尿病もしくは境界型糖尿病になる確率がかなり高いので、一度ブドウ糖負荷試験(OGTT)をして他の血糖値は正常値かどうか確認した方がいいでしょう。

健康診断などでは、空腹時血糖値だけ正常値かどうかを検査する事が多いのですが、これが正常値でない方は他の2つの血糖値(食後とA1c)も正常値でない可能性があります。

糖尿病までの足取りを見ると、食後血糖値が高血糖となりヘモグロビンA1cが悪化そして最後に空腹時血糖値も正常値ではなくなるパターンの方も相当数見受けられます。

検査で空腹時血糖値が正常値でないと発覚した時は、すべての数字が糖尿病型となっている可能性も否定できないという事です。

ヘモグロビンA1cが正常値でないとすぐに糖尿病と診断されてしまい基本的にはもう治りません。そうなる前に食後血糖値とヘモグロビンA1cも正常値か確認しておいた方が安心出来るという事です。

空腹時血糖値が正常値(100mg/dL)を超えたら、他の血糖値も正常値かどうか病院で確認致しましょう!



           
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