血糖値なぜ上がる

血糖値は、具体的には、血液中にあるブドウ糖の濃度を数値化したものです。

食事でブドウ糖を摂取すれば、血糖値は上がります。

ブドウ糖は多くの食品に含まれています。

炭水化物や糖質の含まれているものを摂取すると、血糖値は上がります。

「高カロリーのものは、血糖値を上げてしまう」と考えている方がいますが、実は、これは違います。

炭水化物や糖質の含まれていない食品であれば、血糖値は上がらないのです。

炭水化物や糖質のほとんどない高カロリーのステーキ、炭水化物の多くて低カロリーなパン、パンの方が血糖値が上がりやすいのです。

糖尿病の原因は、一概にブドウ糖だけとは言えません。

肥満にも原因があるので、コレステロールの高い方も危険です。

このような方は、動脈硬化などの合併症の危険性も高いです。

糖尿病で医師から、カロリーの高いもの、脂肪分の多いものは控えるように指導を受けている方がいるのも、そのためなのです。

炭水化物や糖質はは吸収速度が速ければ速いほど、血糖値の高さに反映されてしまいます。

特にブドウ糖は、分子構造が短いため、吸収も速いのです。

糖質はほとんど血糖値が速く上がってしまいますが、炭水化物の場合はものによって変わってきます。

分子構造が長いものほど、血糖値の上昇を緩やかにしてくれます。

出来るだけ、水溶性食物繊維を先に食べると効果的です。



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